ordrは当社にとって「待望の分析ツール」。過去の情報をちゃんとデータで見ることで、自信をもって枠の評価ができるようになった。

戦略営業促進部 部長 村田さま

いつでも思ったときにパッと調べられるし、過去でも振り返ることができる。それが導入のきっかけ

健康家族と言えば、「ココワ〜ニンニクケンコウカゾク♫」のCMが有名で、うちのスタッフもドンピシャの世代で、みんなジングルを唄えるくらい知れ渡っています。でも、今日は長尺（29分）の話を中心に伺いに来ました(笑)。よろしくお願いします。まずは、村田さんの業務内容を教えてください。

村田：戦略営業推進部に所属し、テレビだけでなく、紙媒体やDM等の企画事業全体の責任者をしています。

PTP：最初、貴社からお問い合わせをいただいた時、どういった課題があって、それをordrで解決したいと思われたのでしょうか。

村田：テレショップをやっていると突然、感度が悪くなる時があるんですよ。その時、要因は何だろうと、天候や前後の番組とか、あとは他社のクリエイティブなどもいろいろ調べてたんです。そういうデータはどこにも揃っていないので、いろいろあたって、こちらが勝手に推測していたんですが、それがordrでは、まとまっていて、手軽にみられると思ったわけです。

PTP：なるほど、効率検証の部分で課題をお感じになっていたんですね。

村田：枠に対しての感度の入力管理は今は、エクセルと紙の回覧で行ってます。そうすると、1年前どうだったかは、エクセルを探すか、紙を探すかしかないわけです。それも大変だけど、もっと言えば、前後の番組なんて分からないです。そういった検証もordrで今後できるなと。

PTP：なるほど。枠の情報をいろんな角度で多面的に見ようとしてらっしゃるんですね。しかも、それを蓄積して後からでも分かるようにと。

村田：他社の分析に関しても、クリエイティブだったり、オファーなどを当然、その時は調べるんですが、後から手軽に引っ張り出せないし、代理店さんに意見を聞いたり、素材の取り寄せにも時間がかかるし。とにかく時間がかかって、しかも、その時にしか見られなかった。それが、いつでも思ったときにパッと調べられるし、過去でも振り返ることができる。それが導入のきっかけですね。

PTP：ありがとうございます。そういう意味では、最近、ordrのバージョンアップがあり、番組表がアップデートされて、さらに振り返って見やすくましたが、ご覧になりましたか？

村田：はい、確認しました。とても見やすくなっていましたね。

PTP：番組表もサムネイル画像が出るようになったので、パッと見ただけで裏番組がテレショップ番組だった場合は商品画像まで番組表上で見ることができるようになったんですよ。効率の良し悪しの原因をさらに直感的にわかるようにしました。

村田：こちらとしてはありがたい機能です。今後もぜひ活用していきますね。

話を戻します。そうやって、効率検証の課題からお問い合わせいただき、その後、健康家族さんには、春までトライアルをいただいていました。そして、3月の「通販DXカンファレンス」が終わってから、いきなり導入に至った理由は何でしょうか。

村田：他社さんの悩みが聞けたことが大きいですね。どこも同じなんだなと思いました。エクセルで効率データのファイルを管理している他社さんが、エクセルが重すぎて開かなかったけど、データをordrのクラウドで管理してもらうとサクサク見ることができたって話を聞いて、うちも同じなんですよ。ただ、ordrもトライアルの状態では、自社データを入れて見ることができなかったので、とにかく、重たいエクセルファイルをどうにかしてクラウド化して軽くし、共有しやすくしたいと思っていました。会議での共有も、エクセルを使っていたら非効率ですし、紙でやるのも非効率です。打ちあわせの在り方も、感度を見ながら、素材や枠の選定ができればいいかなと思ってたんです。

PTP：まさにDXですね。業務のやり方が変わりますよね。また、カンファレンスに関しては、われわれが、「場」になって、ああいう集まりを定期的にやっていきたいと思ってます。参加者の方々からも、参考になったのでまたやってくれ、というフィードバックをたくさんいただきました。横のつながりがない業界で、われわれの役目として、こういうことをやるべきだと強く思いましたね。第二弾、第三弾をやりますので、また是非、ご参加ください。

話を戻します。もともと、効率検証のためにさまざまな情報を見たり、調べるニーズがあって、それをする過程で膨大なエクセルファイルを何とかしないといけないという問題もあったということですね。

天気は在宅率に大きく影響する。今までは1つ1つ調べていたんですが、それが本当に大変でした。

村田：そう。テレショップを始めて15年くらい経過して、エクセルの量がすごく増えていたんです。1つのエクセルで何年分もまとまっていて、そもそも始まった当初から繋げられないし、できたとしても重たくて時間がかかるわけです。

PTP：そうやって管理されている膨大なエクセルデータで、貴社は特に「天気」へのこだわりがあると聞いているんですが、そのあたりをもう少しお伺いしたいです。

村田：天気は、在宅率に大きく影響しますからね。今まで1つ1つ調べていたんですが、それが本当に大変でした。これがordrでは、われわれが調べなくても、もう入ってますからね。

PTP：はい。今後、天気だけでなく、地方のイベントとかテレビ中継があるスポーツの県大会の情報なども入れたいと思っています。

村田：弊社もスポーツイベントが裏番組にあると効率が大きく下がります。今は理由が分かりますが、数年後に分析した時に、感度分析の1つの指標として、何でこの時に良かったのか、悪かったのかを後から振り返れるようにしていただけるととても良いと思います。