一言でordrを表すと、自社も他社も「まる見え」
知ることができる情報が、これからもまだまだあるとワクワクしている

キューサイ株式会社

https://corporate.kyusai.co.jp

ケール青汁の製造・販売を開始して、2022年に40周年を迎えるキューサイ。ordr導入以前は、他社の動向の把握が正確にできず、課題だった。
ordrを導入後、メディアプラン、制作の両面で劇的に他社の情報分析が変わった。

事実に基づいた会話ができるようになった

もう、森山さんから制作サイドでの使い方をたくさん伺ったんですが、繰り返しになるかも知れませんが、ordrを普段どのように使っているか、よく使う機能など、制作とメディアそれぞれで聞かせてください。

森山:先ほど申したように、素材のサムネイル画像(クリエイティブウォッチ機能)が一番使いますね。短時間で大量に見られるので、いろんな企画を立てるときに、たくさんの他社素材を見ています。

大瀬:メディアとしては長期と短期の2つの目的で考えて使っています。他社の分析は長期的に分析していきます。自社の分析は番組表を用いて短期的な分析に活用しています。番組表は良く見ますね。過去の前番組や裏番組が見えるのは通販にとってとても大きいですね。徹子の部屋の出演者によって、裏がめちゃくちゃ落ちちゃったりするんですよ。

では、単刀直入にordrを導入して何がどう変わりましたか?

森山:制作の立場からすると、劇的に他社の分析が変わりました。情報収集力が上がりました。競合はどういう訴求をしていて、それとどう戦ったほうがいいのか。情報収集効率が上がり、企画を考えるスピードが上がりました。

大瀬:代理店とのやり取りの中で、自分たちのほうが先に知っている情報がある中で、受け身ではなく、自分たちから指示を出せるようになりました。今、自分たちはこういう情報を得ているので、次はこういうことをやってください、と言えて会話が成り立つようになっています。今までは、もらったデータで考えて、次どうする?これで合ってるのかな?と迷っていましたが、今は自信を持って自社で事実をもとに打ち手を主体的に決めています。

 あと社内報告もそうですね。正確な情報で、例えば、「この状況の原因は他社が増やしているから」と言い切れます。

北嶋:要するに、事実に基づいた会話ができるようになったということが一番大きな効果です。これまでは暗闇で手探りの状態だったわけです。今は、ちゃんと見えているデータから課題を抽出して、次の手立てを考えられるようになりました。枠のバイイングの面でも制作の面でも。

『データの先』が見えるので分析して次の手が打てる

もし、ordrを導入する前には想定していなかったよかったポイントがあれば、お聞かせください。

大瀬:もともと、ordrの発表会の後に私がお電話で問合せしたんですが、きちんとデータを分析して手を打ちたいと、数年前から思っていたんですよ。

北嶋:データを見ないと課題が見えないからですね。

大瀬:いろんな方にいろんなものをご提案いただいたんですが、ordrやMadisonのように、『データの先』まで見て作られているものはなかったんですよ。視聴率データを見ませんか?とかいろいろな所から提案を受けるじゃないですか。自分たちがここまでデータをもって意思決定して、代理店との会話が今のようにできる状況が生まれるとは正直思っていなかったです。

PTP:ありがとうございます。そこまで言っていただけると本当にうれしいです。まさに当社が考えていた「未来」が実現できそうです。

それでは、最後にユーザーである皆さんから、今後のordrへの期待をお聞かせください。ご要望でも結構です。

森山:素材の動画が見たいということですね。いろいろな企画を立てるときに、他社がどういう素材をオンエアしてるのかというときは、いろんな素材を見なければいけないので、そういう時はサムネイルで、たくさんの素材が見られて大変役に立つんですが、やっぱり具体的に企画が決まって、制作に進んでいった時に、どう表現するか、と考え出したときには、あー、ここの部分の映像が見たい!というのはすごくあります。

 サムネイルで確認できない細かいディティール。テロップの出し方、CGのアクション、スキンケアの肌の見せ方、角度など。なめるように見せてるのか等が見たいですね。

PTP:それ、是非作りましょう。

北嶋:どの素材がどのくらい放送されているか、どの素材が一番OAされているのかというのが知りたいですね。われわれとしても、一番OAされている素材は、どこがいいかを分析したいです。当たっている素材から色々なことを見出していきたいですね。

大瀬:Madisonにはありますよね。素材別の出稿量のグラフが。あれが欲しいです。

北嶋:あとダッシュボード機能として、他社の動きを定点観測できるような機能があるといいですね。Madisonみたいにですね。あらかじめベンチマークしておきたい企業を登録して、出稿状況や一番張り付けている素材は何なのか?などが分かると、ものすごくありがたいです。

大瀬:まさに、Madisonの機能と合体していたら、最高ですね。新しい素材が出たら通知が来て、それで素材ごとにチェックできたりするので、それが29分の方でも出来たら、完璧ですね。

 あと、私の最大の期待というか要望は、短尺を入れてください!通販のボーダーラインは60秒以上。通販業界が活況な中で枠の奪い合いに勝ち抜くには29分だけでなく、短尺を使わないといけません。森山が言うように動画で見ることができて、120秒には120秒の戦略がある中で、戦略もわかるようになればいい。ordrの中に120秒と60秒が入っていれば最高です。ordrのまま、短尺も分け隔てなく使えればいいですね。ぜひ追加してほしいと要望します。

効率データをクラウドで管理、天気や気象データも統合

最後の最後なんですが、来週(12/15予定)にリリースされる大型の新機能『効率検証機能』について、ご期待やご要望など聞かせてください。

PTP:まず、われわれが、この「効率検証機能」を作った背景を簡単にご説明します。通販企業様の場合、コール数などのデータを収集されているので、皆さんデータ分析をされるんですが、膨大な量で追いつかれていないこともたくさんあります。

 しかも、担当が変わったら、分析結果をまとめたファイル等はどこに行ったか分からなくなることが多いと聞きます。あと、使っているのがExcelなので、データ量が多くなると非常に重くなって手軽に使えないと思います。

大瀬:その通りです。Excelを軽くするのにどうしようかいつも考えます。

PTP:なので、ordrで皆さんがお持ちの効率データをクラウドで管理できるようにします。単にデータを入れられるだけじゃありません。Excelの手元管理だと何で、この週はいつも売れるのに、効率悪かったんだろう?って振り返れないじゃないですか。PDCAを回すのに、振り返って検証しないと始まらないじゃないですか。

 そこで、クラウドにデータをあげていただくと、例えば、CPOが悪い枠を表示して、その悪かった枠の番組表に飛ぶことができるようにします。しかも、その効率が悪かった番組が放送されたエリアのその効率が悪かった時間帯の天気と気温が出るようになります。

大瀬:これが凄いですよね。実は、「効率検証機能」は最初、担当の方にいらないと言ったんですよ。でも、後から「天気」が入るということを知って、「それなら使う!」と変わりました。天気に一番反応しています(笑)天気は効率を左右する一番大きな要因です。

PTP:やっぱり!

大瀬:気象庁のデータはダウンロードできるので、以前、私は自力で紐づけようとしたがデータ量が莫大であきらめたことがあるんですよ。

PTP:「効率の検証」には、天気、気温データは重要ですよね。12/15のリリースですから、楽しみにしていてください。実は、これ以外にも様々な外部データを取り込んで、皆さんの効率検証の精度がどんどん上がっていくのをサポートしたいと思っていますので、楽しみにしていてください。

 今日は長い時間いただき、ありがとうございました。また、たくさんのご要望もいただき、大変参考になりました。ご要望を取り入れ、ordrはどんどん進化していきますので、今後ともよろしくお願いします。


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